『Mindfulness』written by Sara Elliot Priceを読んで
この本の冒頭に釈迦の言葉を引用されています。
”Do not dwell in the past, do not dream of the future, concentrate on the mind on the present moment.” -Buddha.
禅の瞑想法のように心を無にすることではなく、過去を掘り下げず、未来に夢を見ないで、今、この時にに集中しなさいという瞑想法です。簡単そうですが難しいですね。でも日常に応用できることが多くあります。
Introdutionの一部を、私流の翻訳で要約して紹介します。
Mindfulnessとは、”今ある自分の感情、考え、感覚を意識的に選ばずに, 集中させること”と定義しています。
簡単そうで難しい。なぜなら私たちは普段の生活で、今の自分の感情に正直でなく、後にに追いやるような行動をしているからです。
子供の頃は”今に集中して生きる”ことが得意です。まだ数年の過去しかなく、将来を案ずることもありません。悲しいことがあってないても、嬉しいことに出あうとすぐ忘れてしまいます。
大人になればなるほど、私たちは”今に集中して生きる”ことができなくなっています。案ずることが多くなります。経済的、人間関係、愛、キャリア、成功などに悩み、過去の記憶と未来の夢の間を行ったり来りするのに時間に費やしています。
Mindfulnessな生活とは過去、未来のことを考えることを止めて、いまここにあるものに集中するということです。どんな感情も正直に真っ正面にとらえ、けして追いやったりしない。幸せなことだけを優先して苦痛なことは避けようとするのは自然の感情の流れに逆らうことで、後にストレスを残し、蓄積させることになります。Mindfulnessを意識することでより健康でストレスのない生活をおくることができます。
一日中Mindfulnessの状態は困難で、そうしなさいということではありません。その時々にMidfullnessで集中しなさいということです。
Mindfulの訓練を三つのプロセスにわけて説明しています。
- Mindfulness瞑想の基礎的なトレーニング方法: 静かな所でリラックして座ってとか、Mindful瞑想の基礎トレーニング方法を説明しています。
- 日常生活でのMindfulnessな行動と習慣: 例えば、料理をしている時は料理だけに集中する。仕事の集中にポモドーロテクニックを応用するなど。参考になることが書かれています。
- Mindfulnessnの人生への応用: 人生の目標、価値観、価値観と目標、決断、人間関係などについて述べられています。
Mindfullnessは聖人になるた瞑想法でありません。人生の目標が”金持ちになりたい”だったら、それが自然で自分に正直な行動です。Mindfullの生活のなかで達成を努力すれば良いわけです。
シンプルな英語で明快に述べられています。英語の勉強にもなりますよ。
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