中学英語で太宰治の『人間失格』を翻訳3

太宰治の『人間失格』で英語の勉強3

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小説から順に、適当な文章を抜き出して翻訳します。それから翻訳書の翻訳文と比較しています。英語をもっと上手になろうということではありません。趣味です。辞書が頼りです。和英、英和、英英と辞書を行ったり、来たりです。

原文:第二の手記の冒頭

海の、波打際、といってもいいくらい海にちかい岸辺に、真黒い樹肌の山桜の、かなり大きいのが二十本以上も立ちならび、新学期がはじまると、山桜は、褐色のねばっこいような嫩葉(わかば)と共に、青い海を背景にして、その絢爛たる花をひらき、やがて、花吹雪の時には、花びらがおびただしく海に散り込み、海面を鏤めて漂い、波に乗せられ、再び波打ち際に打ちかえされる、その桜の砂浜が、そのまま校庭として使用されている東北の或る中学校に、自分は受験勉強もろくにしなかったのに、どうやら無事に入学できました。

私の翻訳

Along the shore nearly at the sea shoreline, over twenty quite big wild cherry trees with deep-black trunks stood in row. Every spring when the school new year began, those trees displayed superb blossoms together with brown sticky new leaves against the blue sea. Soon a shower of cherry blossoms falling in the wind scattered on the surface of the sea and floated on the waves. And these were washed up the seashore again. The seashore covered with cherry petals was just the school playground of one high school that I could enter fortunately without any special preparation for the examination.


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