中学英語で夏目漱石の『草枕』翻訳8

中学英語で夏目漱石の『草枕』翻訳8

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今日は国際展示場のTully’s coffeeです。あまり間を置くといやになるので翻訳勉強始めようか。

英語に置き換えるとき、”現在形にするか過去形にするか”、”これは単数なのか複数か”、”原文の意図は定冠詞なのか”、などいつも迷っている。プロではないので、深追いせずにサッラといきましょう。

夏目漱石は『自然を写す文章』で「…私の考では自然を写すー即ち叙事といふものは、なにもそんなに精細に微細に写す必要はあるまいとおもふ。写せたところでそれは必ずしも価値のあるものではあるまい。…..」と述べているが、草枕は例外のようだ。1文を英訳するのに、もう30分もかかっている。とは言え、私の楽しいアウトプット勉強法です。

原文

緑の枝を通す夕日を背に、暮れんとする晩春の蒼黒く巌頭を彩どる中に、楚然として織り出されたる女の顔は、――花下に余を驚かし、まぼろしに余を驚ろかし、振袖に余を驚かし、風呂場に余を驚かしたる女の顔である。

余が視線は、蒼白き女の顔の真中にぐさと釘付けにされたぎり動かない。女もしなやかなる体躯を伸せるだけ伸して、高い巌の上に一指も動かさずに立っている。この一刹那!

余は覚えず飛び上った。女はひらりと身をひねる。帯の間に椿の花の如く赤いものが、ちらついたと思ったら、すでに向うへ飛び下りた。夕日は樹梢を掠かすめて、幽に松の幹を染むる。熊笹はいよいよ青い。

また驚かされた。

私の翻訳

With the setting sun light through the green branches in the background, in the rock colored with dark blue by the darkening late spring, the woman’s face weaved vividly out is:it is the face of the woman who surprised me under the flower blossom, surprised me with a phantom, surprised me with the long sleeve kimono, surprised me in the bath.

My eyes are holding the center of her pale face. The woman stretching her supple body as possible as she can, is also standing without moving her one finger on the towering rock. This one moment!

I jump unconsciously. The woman turns her body nimbly. As soon as some red like camellia blossoms are viewed in the clearance of obi, she has jumped down and disappeared in the opposite side. The setting sun light grazing the top of the trees colored faintly the trunks of the pine trees. Striped bamboo grasses become even deeper green.

I am surprised again.

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