曼珠沙華

子供の頃、稲刈りを終えた田んぼのあぜ道に咲いていた彼岸花。祖母から触ってはいけないと言われていた。

いまは、曼珠沙華と呼ばれ、市民権を得たようだ。秋の花として公園で堂々と咲いている。でもやっぱり触れてみたいとは思わない。

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私は真っ赤な曼珠沙華

あなたの好きな秋桜の
媚びるしぐさはできません

失いしものの悔しさに
閉ざした心の暗闇を
ほのかに照らすことができるのは
私の揺れる炎だけ

あなたを惑わす白百合の
優雅な香りもありません

未来の見えない暗闇を
歩くあなたの足元を
ほんのり照らすことができるのは
私の揺れる炎だけ

私は優しい曼珠沙華

ブログ村
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