英語が身につく最速勉強法、網野智世子の『まずは動詞を決めなさい』

網野智世子の「動詞フォーカス中国語入門』のサイトで、”動詞フォーカス”という学習法を知った。

英語の勉強で、ときどき日本語の小説の一部、歌詞を英語に翻訳している。その時、確かに使う動詞に当たりをつけてから辞書を引いている。英文を読むときも動詞を無意識に探している。

中国語は動詞を中心として、動詞の前に置くもの、後ろに置くものと、語順が決まっている。

“動詞フォーカス”という言葉を聞いて、何かモヤモヤしていたモノがクリアになった。これからは意識して”動詞をフォーカス”したい。

『まずは動詞を決めなさい』:網野智世子

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まずは動詞を決めなさい。

著者の網野智世子は法学部卒業してから司法試験に挑戦し続けた。しかし努力がかなわず30歳のとき法律家になる夢を断念した。挫折です。それから英語の勉強を始めた。しかし誰もがたどるノーマルな勉強法では、いつになったら英語がものになるのかわからない。動詞の重要性に気づき、考え出したのが「動詞フォーカス」学習法です。そして、現在10ヶ国語のプロの翻訳家です。

冒頭のなるほど、と思ったところを少し引用します。

日本人が英語が苦手なのは”日本語に動詞が少ないから”

日本人が英語が苦手なのは、”日本語の構造”と”英語の構造”に大きな差があるからで、特に、その差は動詞にあり、日本語は動詞が少ないからです。

—じつは日本語には「歩く」、「読む」といった固有の名詞が少ないそうです。しかし、私たちは日常で動詞不足を感じることはありません。—<中略>—なぜなら、その動詞の不足を私たちは、漢字名詞に「する」をつけたサ変動詞などで補っているからです。
たとえば、「笑う」という固有の動詞では、小さく笑っていても大きく笑っていても、どちらも「笑う」としか言い表せません。しかし、サ変動詞を用いれば、「微笑する」、「爆笑する」というふうに言い表すことができます。
こうした日本語の特徴のために、日本人は英語でも動詞のボキャブラリーが圧倒的に足りません。—-

「AはB」という日本語発想が足を引っ張る

英語が苦手な人は「なんとかイズなんとか」(A is B)という表現が使いがちですが、これも日本人が持つ「動詞が弱い」という特徴のせいです。どういうことかというと、たとえば以下のような文があります。
「山田君は足が速い」
「私の父は血圧が高い」
これらは日本語によくある表現だと思いますが、いずれも「AはBだ」という文構造になっています。
じつは、これらの文は動詞がありません。「速い」、「高い」、いずれも形容詞です。このように日本語には、述語(Bの部分)に形容詞を使い、動詞を使わずとも文章が作れてしまうという特徴があります。

試しにGoogleの翻訳で、
「彼は足が速い」を英語に翻訳してみました。
「He has a quick foot」でした?
「彼は速く走れる」では、
「He can run fast」と翻訳してくれます。

あらゆる言語に使える「語学の秘訣は」とは

動詞を決める。

この本は、その方法を述べることが目的なので、これからが本題になります。もちろん動詞だけでは英語は成り立ちません。著者の英語の学習方法などを紹介しています。

読み物として読める内容です。是非読んでみてください。

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