英文法の基礎の基礎、でも易しいだけではない『英文法のトリセツ』

「英文法のトリセツ」:阿川イチロウ

英文法の基礎の基礎、でも易しいだけでない。ツボがある

本の帯に”やりなおし英語レベル 中学一年生”と書いていある。ここまで戻る必要はないな、と思いながら立ち読みした。結局買ってしまい、近くの喫茶店で300頁を2時間で読み物のように読み終えた。ちょっと説明がしつこいが、ただ易しいだけの本ではない。だいじなツボが書かれている。

冒頭の書き出しは、

次の日本語の文と、それに対応する英文を見てください。
1. ボクたち    テニス   する。→We play tennis.
2. ボク    音楽    聴く。→I listen to music.

とても短くてシンプルな文だけど、よーく見てみると….
1と2日本語の構文はまったく同じです。
でもそれなのに、対応する英語の文のほうには、toがあったりなかったり!

「ほー、いきなり冒頭で、英文法のツボについて書いてます。」

読み進むとわかりやすく説明されている。

英文の動詞から後ろのカタチは、「どのような動詞を使ったのか」によって決まってくる!

英語の一般動詞には後ろにいきなり名詞を続けていいタイプと、名詞を続けるのに前置詞が必要なタイプがある!

そして、自動詞と他動詞の見分け方

  • 英語はまったく苦手で、中学生レベルの文法からやり直したいと思っている方。
  • 英文法がわかっているつもりの人は読み物ように読めます。それでも発見はあるはずです。
  • 子供に英語を教えることができますか?この本を読んだら教え方が上手くなります。

目次
1. 英語のカタチ
2. 否定文、疑問文のカタチ
3. 動詞が英文のカタチを決める(一般動詞)
4. 動詞が英文にカタチを決める(be動詞)
5. 動詞のカタチ(自制)と副詞
6. アレも副詞、コレも副詞
7. 前置詞が英文を見えにくくする
8. 掟(オキテ)破りのカタチ
9. 助っ人動詞?
10.「疑問詞」ってなーに?
11. 動詞に-ingがついた
12. 難度Sの文のカタチ(前編)
13. 難度Sの文のカタチ(後編)

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