大人の英語勉強:太宰治の『美少女』翻訳 1/3

太宰治の『美少女』を英語に翻訳

暑さを言い訳にしてダラダラ過ごしている。これではいけない。小説を英語に翻訳する勉強で、集中力を高めてリセットしよう。

教材は太宰治の『美少女』にしました。10分程度で読める短い小説です。1939年に石原美和子と結婚して甲府に住んでいた頃の作品でしょう。『富嶽百景』など、この頃の作品には余裕があります。

太宰治は女性に対してシャイだったのでしょう。女性の肉体をあらわに描いた作品は少ない。この小説は、妻と行った甲府の大衆混浴浴場で湯槽を共にした美少女について書いている。崇高で純粋な観賞の対象と言いながらも、湯槽にたちあがった少女の肉体の描写には色っぽさがある。

『美少女』原文(冒頭)

ことしの正月から山梨県、甲府市のまちはずれに小さい家を借り、少しずつ貧しい仕事をすすめてもう、はや半年すぎてしまった。六月にはいると、盆地特有の猛烈の暑熱が、じりじりやって来て、北国育ちの私は、その仮借かしゃくなき、地の底から湧きかえるような熱気には、仰天した。机の前にだまって坐っていると、急に、しんと世界が暗くなって、たしかに眩暈の徴候である。暑熱のために気が遠くなるなどは、私にとって生れてはじめての経験であった。家内は、からだじゅうのアセモに悩まされていた。甲府市のすぐ近くに、湯村という温泉部落があって、そこのお湯が皮膚病に特効を有する由を聞いたので、家内をして毎日、湯村へ通わせることにした。

[青空文庫]

私の翻訳

It has been already half a year since we rented a small house in this new year in the outskirt of Kofu city and begun to write unprofitable novels. In the begging of June, a fierce summer heat characteristics of the basin surrounding the town gradually, I , born in the north country, was astonished by its merciless heat like boiling from the bowels of the earth. Sitting at a desk, the world before my eyes suddenly became dark. It was certainly a sign of dizziness. It was my first experience to lose consciousness because of a summer heat. My wife had been troubled with prickly heat all over her body. There was a hot spring town called Yumura near Kofu city. As I heard its hot-spring water had a highly specific for a skin disease, I allowed her to go to Yumura.

勉強のための翻訳です。間違いは大目にみてください。

いい教材にはプレッシャーがある



ブログ村
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA