大人の英語勉強:芥川龍之介の『蜜柑』で英作文

芥川龍之介の『蜜柑』で英作文の勉強


作家たちが読んだ 芥川龍之介 (宝島社文庫 C へ 1-3)

梶井基次郎の『檸檬』、太宰治の『桜桃』、そして芥川龍之介の『蜜柑』—モノクロームの背景に果物の鮮やかな色が浮かびあがってくる。

『蜜柑』は5分程で読める短い小説です。横須賀駅から上り列車の二等車に乗った。その車両に三等車の赤切符を持った小娘が慌ただしくはいって来た。この娘と蜜柑が朗な心もちにしてくれるのですが、それまでは、「—私はこの娘の下品な顔だちを好まなかった。それから彼女の服装が不潔なのもやはり不快だった。最後にその二等と三等との区別さえも弁えない愚鈍な心が腹立たしかった。— 」と、かなり辛辣です。

芥川龍之介の『蜜柑』の終わりの文章

私は思わず息を呑んだ。そうして刹那に一切を了解した。小娘は、恐らくはこれから奉公先へ赴こうとしている小娘は、その懐に蔵していた幾顆の蜜柑を窓から投げて、わざわざ踏切りまで見送りに来た弟たちの労に報いたのである。
暮色を帯びた町はずれの踏切りと、小鳥のように声を挙げた三人の子供たちと、そうしてその上に乱落する鮮な蜜柑の色とーーーーすべては汽車の窓の外に、瞬く暇もなく通り過ぎた。が、私の心の上には、切ない程はっきりと、この光景が焼きつけられた。そうしてそこから、或得体の知れ ない朗な心もちが湧き上って来るのを意識した。私は昂然と頭を挙げて、まるで別人を見るようにあの小娘を注視した。小娘は何時かもう私の前の席に返って、相不変皸(あいかわらずひび)だらけの頬を萌黄色の毛糸の襟巻に埋めながら、大きな風呂敷包みを抱えた手に、しっかりと三等切符を握っている。

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私の翻訳

I caught my breath unconsciously. The next moment I understood all of the situation. The young girl, probably she was going to visit a master’s house, threw some oranges hidden inside her blossom of kimono through the window and rewarded her young brothers for coming the railroad crossing to see her off.

Twilight-tinged railroad crossing at the end of the town, three children’s voices like a little bird, and the vivid color of the oranges scatter over them—–all of them passed for an instant outside the window. And then I was conscious of strange cheerful feeling welling up. I raised my head triumphantly and looked straight at the young girl. She already returned the seat before me. Burying her chapped cheeks into the yellow-green woolen muffler, her hand, holding a big parcel wrapped in cloth, gripped a third-class train ticket.

勉強のための翻訳です。間違いは大目に見てください。

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