北鎌倉円覚寺
11月3日文化の日の北鎌倉円覚寺です。陽射しが暑いくらいの秋晴れでした。まだ紅葉のシーズンではありませんが、朝10時、北鎌倉駅から円覚寺までの道路はシニア、若い人、それの海外の観光客でいっぱいです。それでも、円覚寺の境内は広いので混雑しているほどではありません。
紅葉シーズンになると、この石段両側の紅葉が真っ赤に紅葉します。
髪を青く染めた外国の方が本堂に手を合わせています。日本の仏教、神道は誰にでも寛容です。
写真を撮る人、絵を描く人、思い思いの円覚寺です。
境内に目だないところに可愛い地蔵さん、それに白い秋明菊が数輪咲いている。
お坊さんが読経しながら、鐘をついていました。ここは国宝の舎利殿があるところで、普段は入れません。今日は特別に開放していました。
禅のお寺ですから、座禅場はいくつかあるようですが、ここは国宝舎利殿横の座禅場で初めて見ました。舎利殿は撮影禁止でした。
北条時宗の廟所がある佛日庵の茶室です。川端康成の、少しあやしげな小説『千羽鶴』で、主人公の菊治はこの茶室で、桃色のちりめんに白の千羽鶴の風呂敷を持った美しい令嬢に会う。