4月14日にジャージャー麺を食べる人
『行人』(Xingren):東京大学出版会
中国語の勉強のために買った東京大学教養学部中国語部会編の『行人』(Xingren)を読んでいます。中国語のエッセイを教材にしています。
最初のエッセイの題が「四月十四炸酱面 」で、面白いことが書かれています。
冒頭を引用
认识的韩国朋友玄忽然说:“四月十四号的时候一起去吃炸酱面吧。” 这是二月十四日情人节之后不久的事。
玄说在韩国和日本, 二月十四日情人节是女人送礼物给吃心爱的男人的日子,三月十四日是男人回礼的日子,也叫白色情人节。
没有男朋友或女朋友的可怜人于是就创造了在四月十四日自己吃一碗炸酱面的习俗,不知道是应为是黑色的呢,还是因为没有爱情的人生实在是太悲惨的了,四月十四日这一天就叫做Black Day(黑色日)
翻訳してみました。
それは二月十四日のバレンタインディーが過ぎてほどなくのことです。韓国人の友達の玄(ヒュン)さんが突然言い出しました、“四月十四日になったら一緒にジャージャー麺食べに行こうね。”, 玄さんが言うには、韓国と日本では二月十四日のバレンタインディーには女性が心から愛する男性に贈り物を渡し、三月十四日は男性がお返しの贈り物をする日でホワイトディーと呼ばれているそうです。
ボーイフレンドもガールフレンドもいない気の毒な人たちは、そこで、そんな人たちは四月十四日はジャージャー麺を食べるのを習慣とする日をつくったのです。その訳はジャージャー麺の色は黒く、それに愛のない人生は非常に悲惨ですよね。それで四月十四日をブラックディーと呼んでいます。
この話は本当でしょうか? 義理チョコでもブラックディーから免れられるのでしょうか?
Amazon➡️中国語講読教材 行人 Xingren [CD2枚付]