葛西臨海公園、夕日が落ちようとしている。地球の自転速度は変わらないのに、夕日は落ち始めると速い。余所見していると、もう欠片になっている。太陽も早く1日を終えたいのだろう。
黄昏で染まる海に脚を投げ出して青春している仲良し組
水の間際にキャンパスを置いて絵を描いている女の子
通勤帰りの服装で夜釣りを始めた女の子。金曜日の夕方は何かおかしい。
すっかり暗くなった。空には下弦の月。
水族館の向こうには観覧車が回っている。
対岸は夢の国。
読んだ本、健康のこと、自己啓発のこと、趣味の写真をエッセイ風に紹介