リービ英雄の『英語でよむ万葉集』

英語でよむ万葉集:リービ秀雄

10年ぐらい前に英語の勉強と思い買った。大事な蔵書の一冊で、ときどき開いて読んでいる。

約50首の英語訳にリービ英雄の解説が付されている。英語の勉強というよりは、歌と翻訳に関わるエッセイのような解説を読んで、初めて万葉集の素晴らしさを知ることができた。

翻訳された英文は、英語なのに現代日本語訳を読むよりも、私には万葉の風景、気色が見える。

冒頭に、英語を母語とする著者が10代の学生の頃に万葉集にたどりついたことが書かれている。一部引用します。

万葉集にたどりついたとき。「古い日本語」というよりも、「とても新しい文学」に出会ったという不思議な感じがした。
それだけ、万葉集は新鮮だった。

—-十九歳の秋にぼくはリュックに万葉集の古い文庫本を入れて大和に出かけた。もうすでにそんな旅をする人はほとんどいない時代だったのに、京都から奈良まで歩いた。–<中略>—
いま振り返ると、あの頃は恥ずかしいくらい「外人」だった。自分がいつか日本語で創作するようになるとは夢にも思わず、とにかく大和の風景を、日本語がはじめて書かれた時代の、よく分からない厖大なテキストを手に、何とか読もうとしていた。—-

世界文学としての万葉集。
ある時点から、その万葉集を少しずつ、英訳するようになった。

1首ずつ(原歌、英語翻訳)、(歌に関わる、翻訳に関わる解説)となっている。

自分が好きな三首を選んで、原歌と英文翻訳を暗唱しようと思っている。

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