Murder on the Orient Express(オリエント急行殺人事件)は原書で読んでから映画

Murder on the Orient Express(オリエント急行殺人事件)

映画『オリエント急行殺人事件』を観たい。あわててKindle版をダウンロードして原作の『Murder on the Orient Express』を読んだ。

原作

アガサ・クリスティーのミステリー小説の多くに登場する名探偵、エルキュール・ポアロは中東での仕事を終えて、ロンドンに帰る前に休暇をとってイスタンブールのホテルにチェックインした。しかし、ロンドンから電報が入り、急遽オリエント急行でロンドンに帰ることになった。

この時期は空いているはずの列車は何故か満員だった。この寝台列車運営会社の重役である友人ブックの計らいでなんとか寝台を確保する。
●探偵ポアロは予定外の乗客だった。
●列車は途中、大雪のために立ち往生する。
●そしてその夜、一人の男がロックされていた寝室で殺されていた。浅い傷、深い傷と12ヶ所も刺されていた。
●部屋で犯人が落としたと思われる物がいくつか発見された。
●殺された男は偽名で、全米を騒がせた大事件の犯人だった。
●列車運営会社のブックの頼みでポアロは捜査を始める
●大雪で犯人は外には逃げられない。犯人は乗客のなかにいる。
●全員のパスポートを提出させ、一人一人アリバイを調べる。
●しかし全員にアリバイがある。被疑者同士が証明し合うアリバイがある。

犯人は誰なのでしょうか。名探偵ポアロは乗客一人一人の素顔を暴いていく。そして結末のクライマックスは? 悪なのか善なのか?

原作と映画

大筋のストーリーは映画と原作は変わらないが、映画には原作にないオリジナルが要素が加えられ、列車が立ち往生した情況などの違いがある。4Kの大スクリーンで豪華列車の内部のイメージを突き合わせることはできるが、やっぱり映画は原作を越えることはできないな、と思っている。

原作の冒頭で、もう英語の勉強になった。

By the step leading up into the sleeping car stood a young French lieutenant, resplendent in uniform, conversing with a small lean man, muffled up to the ears, of whom nothing was visible but a pink-tipped nose and the two points of an upward curled moustache.

倒置法になっている。だから1文で書ける。勉強になりました。
原書を読むときは始めの20頁くらいまではゆっくり読んで、それから理解度70%くらいの早読みです。

Kindle版⇒Murder on the Orient Express (Poirot)

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