北鎌倉建長寺と三島由紀夫の『海と夕焼け』
『海と夕焼け』:三島由紀夫 東慶寺の梅を見た後、建長寺に寄った。この日は寒く境内は人もまばらだ。裏山の半蔵坊まで登ってみようか。長い石...
読んだ本、健康のこと、自己啓発のこと、趣味の写真をエッセイ風に紹介
『海と夕焼け』:三島由紀夫 東慶寺の梅を見た後、建長寺に寄った。この日は寒く境内は人もまばらだ。裏山の半蔵坊まで登ってみようか。長い石...
『対訳 おくのほそ道』:ドナルド・キーン(訳)、宮田雅之(切り絵) The Narrow Road to Oku 実はこの本は前回の記事...
『対訳 万葉恋歌』Love Songs from the Man’yoshu 万葉集を愛読しているわけではありません。丸善の洋書コーナ...
村上春樹の『職業としての小説家』 村上春樹は『職業としての小説家』として出版する前に、講演原稿を書くつもりで全体の文章を統一したと言ってい...
『村上ラヂオ』『村上ラヂオ2』:村上春樹 大橋渡(画) 私は特に『村上ラヂオ2』が好きで、孫が好きな漫画を繰り返し見ているように、何度...
スクラップ・アンド・ビルド:羽田圭介 羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』を読んでみた。同芥川賞の又吉直樹の『火花』は、私には始めリズ...
円覚寺と川端康成の『千羽鶴』 三連休の中日、今年初めて北鎌倉を訪れ、そして円覚寺が初詣になりました。この時期は、雪が降ることもある成人式の季...
ランゲルハンス島の午後:村上春樹、安西水丸 『ランゲルハンス島の午後』は、1984年6月の「CLASSY」の創刊から2年間、村上春樹と...
『語彙力こそが教養である』:齋藤孝 分かりやすい”目から鱗が落ちる”ハウツー本 齋藤孝は明治大学教授で学生たちに講義をしている。きっ...
尾崎豊の『NOTES』 私は尾崎豊より一回りも歳が上で、尾崎豊の歌を歌詞を追って聴いたのは、尾崎豊が亡くなってからです。ずいぶん昔のこ...
『「大宰」で鍛える日本語力』:出口汪 現代文のカリスマ講師、出口汪の著書です。私が大学受験用の参考書を読むわけはなく、出口汪のことは知らな...
『知日 太宰治』は期待通りだった 今年の6月に田舎(秋田)に帰ったとき、ロカールニュースで、『知日』という雑誌を発行している中国の出版...
原作は桜木紫乃の『起終点駅ターミナル』 良い映画でした。 昔懐かしく、寂寞とした釧路の風景を背景に、行き場を絶った老弁護士と行き場を見失...
太宰治の『美少女』 昭和14年当時、『富嶽百景』の中に書かれていますが、太宰治は井伏鱒二夫妻の媒酌で甲府の石原美知子結婚して、甲府に住...