歴史の勉強はこの本から始めよう『齋藤孝のざっくり!日本史』

私の歴史の知識は中途半端、モヤモヤで、インプットされる情報に重ね合わせることができるタイムスケールになっていない。

知の巨人と呼ばれる人達は例外なく頭のなかに歴史の座標軸を持っている。彼らは、その座礁軸のなかで新しいを編集しているに違いない。

歴史を勉強しなければ、と思っていたときに出会った『齋藤孝のざっくり!日本史』です。

『齋藤孝のざっくり!日本史』:齋藤孝

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個々の情報、事実を「文脈力」で読み取り、歴史上の事実だけでなく、その出来事がいかに現在の日本、日本人に影響しているかまでを読み解いた、齋藤孝ならではの洞察力です。

テーマの数はざっくりですが、内容はざっくりではありません。下記のテーマの下の説明は要約ではありません。

廃藩置県」と明治維新

殿様がいなくなる、武士が武士でなくなる大革命、なぜ大きな内戦は起こらなかったか?

「万葉仮名」と日本語

中国から輸入した初めての文字(漢字)、中国語の構造は取り入れず、漢字をやまとことばの文法にあてはめてしまう日本人のすごさ。

大化の改新」と藤原氏

中大兄皇子と中臣鎌足(藤原鎌足)のクーデター藤原一族の摂関政治が、現在まで天皇制を存続させた?

「仏教伝来」と日本人の精神

仏教はなぜこんなにはやく日本になじんだのでしょう。いま世界で注目されている禅。

「三世一身の法」とバブル崩壊

はじめて墾田の私有が認めた法律、日本の土地制度を変える発端となった。土地私有の歴史と変遷、土地神話そしてバブル崩壊

「鎖国」とクールジャパン

日本らしさを閉じ込めた、日本文化の熟成期だった。鎖国パワーが日本の発展を加速させた。

「殖産興業」と日本的資本主義

国営企業、ヨーロッパ諸国が産業革命以降100年かけたことを、10年で成し遂げようとした。

「占領」と戦後日本

良くも悪くも占領されたからこそできた改革、占領は戦後日本のモティベーションとなった。

大学教授らしいことが随所に述べられています。
例えば「鎖国」のところでは、

若い内に、何か自分独自のものを出したいと思ったとき、この方法はとても有効です。一度世の中の情報をすべて遮断し、一人鎖国状態をつくって、取り組んでいるテーマに没入するのです。誰も自分の周りではやっていないようなことをひたすらやって行く。すると、そこから、誰も思いつかなかったような理論を立てられるようになって行く。こうして独自のものができていくという寸法です。

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