成毛眞の「本は10冊同時に読め」を読んで

成毛眞著の「本は10冊同時に読め」

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速く、深く、多く読める一石三鳥の読書術

著者の成毛眞は元マイクロソフト株式会社の社長で、超読書家、そして「「40過ぎたら、三日坊主でいい」、「日本人の9割に英語がいらない」などの辛口の著作が評判です。この本のキャッチコピーにも「本を読まない人はサルである」と書いてます。一貫して、サラリーマンは会社のためだけにアクセク働いていたら将来行き場を失ってしまいますよ、会社ではそこそこ働いて、一方自分の趣味、特技、また新分野の勉強をして副業、また将来に備えるべきである。そして、読書は最高の「自己投資」、本を読まないと今しか見えず、正確な判断もできず、気が付いたら低所得者になっていますよ。と一貫して述べてます。

ジャンルの違う本を超並列で読みなさい。

「本は10冊同時に読め」の意味は、一冊よ見終えたら次ぎを読む当たり前の読書では、当たり前の人で終わってしまいますよ。超並列、つまりジャンルの違う本を同時進行で速く、読みなさいです。ベクトルの違う本を読むことで脳の違う部分が活性化されてアンテナが敏感になって、思わぬアイデアが出ます。
さすがに私は10冊は並列で読んでいません。でも、いつも3〜5冊同時進行で読んでいます。ジャンルの違う本を並列読みで幅広い知識を速く得ることは、違ったはずのジャンル同士に、1本の蜘蛛の糸が、2本、3本と交差して、網の目のようになり、ますます速さと理解が加速され、ジャンルの違う本を読んでいて、「あっ、あれはこういうことだったのか」、と思わぬ発見もあります。

読書は質の高い、最高の投資

私は本好きです。でも、もっとジャンルを広く読んでおけば良かったと後悔しています。著者は目的を持たずに読めという意味が今になってわかります。中途半端な読書では抜け出せません。例えば、2〜3年で読書に100万円かかったとしても、20〜40歳位の人だったら、その何10倍にも取り戻せるでしょう。世の経営者、クリエーターの多くは超並列読みの読書家です。自分を全能ではないと自覚し、人とは違うアイデア、判断、決断が出来る人たちなのでしょう。読書は最高の「投資」と言っています。並列読書法、きっと「ある日突然賢くなって、一目を置かれるようになる」、と思います。

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速読のすすめ私は若いとき速読の訓練を受けて、人の5倍以上は速く読めます。ここ数ヶ月、また一日10分程度基本の眼の訓練をして、平均5000字/分に近づいています。超並列読書も速読も、理解が浅くなると思われがちです。逆です。速く、深く、多く読めますよ。速読の詳細は ….日本、アメリカに速読術」を普及させた「川村明宏のジーニアス速読術」

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