転職のはなし

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私は、36歳のとき転職した。1987年、国鉄がJRに民営化、村上春樹の『ノルウェイの森』、俵万智の『サラダ記念日』が大ベストセラーになった年で、日経平均株価は25,000円台を越え、「バブル経済」の入り口でした。

しかし、私が勤めていた重工業は構造不況で、水面下から抜け出せない状況が続き、職場も保守的な雰囲気になっていた。いま、新しい分野に挑戦しないと、きっと後に後悔するだろうという思いで転職を決断した。

子供が6歳と3歳、住宅ローンがまるまる残っている状況での転職にはリスクもあった。まして転職先はヨーロッパ系の外資で、技術から営業への転身です。そのときは転職転職の人生もやむを得ないと覚悟していた。

結果は、それから27年、63歳までその会社で勤めた。人の入れ替わりが激しい外資で27年は長く勤めた方だと思っている。

ただ転職してエッと驚いたことがある。始めて出社した日にチケットを渡され、三日後の飛行機でヨーロッパ本社へ行って、一ヶ月の教育を受けるように言われたことである。もちろんいまはそんな乱暴なことをいう会社ではないが。

もちろん転職を推奨しているわけではありませんが、
特に家族がある部下には、

  • 次の仕事を決めないで、短気で会社を辞めるのはいけない。
  • 転職のリスクが大きすぎてはいけない。
  • 仕事の内容は大事だが、年収を下げてはいけない。
    と言っていた。

私のときは新聞広告で自分で探しました。いまはたくさんの人材紹介会社がある。転職のときはプロに相談し、じっくり転職先を探せます。

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